大人と違い、問診の段階で痛みを表現する事が困難なお子さんがほとんどです。
(唐突に痛いと言ったり、痛くないと言ったり…)
「こういった時にこんな痛みが…」といった様に、痛みの種類や傾向、特定の部位などを正確に表現する事が難しいのです。
そこで重要となるのが的確な検査です。様々な検査手技で直接身体の状態を把握してやればいいのです。
小さな関節の歪みを放置する事で、成長期の大きな側湾症の原因にもなる為、交通事故の様な大きなストレスを受けた症例には痛みが無いようでも念のために施術させて頂いた方が安心だと言えます。
お子さんの将来を考える親としては当然ですが、我が身の心配よりも車に同乗したお子さんを気遣うお父さん・お母さんを沢山見てきました。
これまでの経験上、お子さんの身体的な不安を無くしてさしあげる事が親御さんの精神的安定につながり、施術効果も充分に発揮出来たケースが多かった様に思われます。
子は宝…その気持ちを共有しながら専門家としての役割を果たしてまいります。