スタッフ日記
らくだ接骨院 軒下の燕
院長です
らくだ接骨院の軒下に作られたツバメの巣にも
やっと雛が孵りました 
今では少しずつ雛も大きくなっていて
エサをせがんで 大きく口を開ける雛を相手に
親鳥は忙しそうに働いています 
でも、昨日の診察時間中に 一羽の雛が巣から転落……
健先生が何度か巣に戻しても
同じ雛がまた落下…といったのを３回程繰り返したでしょうか
そのうちに 雛の動きも鈍くなって死んでしまいました 
落下してしまったのでなく落とされた といった感じです
うちのスタッフも 「この子だけ かわいそう」と言って
必死に助けようとしても 同じ事の繰り返しでした
一羽の雛を救う事が出来ずに 残念な気持ちにもなりましたが
仮に助けられたとして ツバメ達を救った気になるのも違う気がしました
写真を見て貰えば分かるように
ツバメの巣は 他の４羽の雛が狭そうに肩を寄せています
残りの一羽が入る余地など 最初から無かったのかも知れません
これから 雛達が大きくなれば、また落とされる雛が出てくるかも知れません
自分達が大きくなる為に 弱い仲間を犠牲にするのは自然の摂理で
下手に人間が口出しするものではない……
２回目の落下で そう思いましたが
何とか救おうとするスタッフの気持ちを思うと何も言えませんでした
僕を含めて みんな「おせっかい」なんだと思います
良かれと思ってやった事が仇となっても
それでこそ いかにも人間臭くていいんじゃないかと……
投稿者 らくだ接骨院 (2010.06.29)
