事故患者さん100人の声
「指のしびれもむちうちも完治しました」豊田市の神谷様、交通事故治療のご感想
豊田市、神谷健二様
事故でむちうちと指のしびれが出ました。整形外科で指のしびれは事故と関連不明と診断されたので保険やも認めてくれませんでした。認めてくれなくても事故から指がしびれるので、不安で心配でしたが、院長先生が治ると、治療を続けてくれました。
通院して指のしびれもむちうちも完治しました。先生、スタッフさんに感謝です。
余談ですが、保険やが認めてくれない指のしびれの治療費を保険屋から回収出来たか心配です。
※これはあくまで個人的な感想であり、特定の効果を保証するものではありません
【院長よりひとこと】
神谷様、お気遣いとご感想を頂き、ありがとうございます。
さて、交通事故のむちうちが原因として起こる症状として、特に手の痺れ…というのは結構ありふれた症状であるにも関わらず、「因果関係が分からない」と言われたのはなかなか心外でしたね。
実際には事故の前と事故の後を比べる事で、「そのケガが事故によるものか否か」を判断する基準とするのが理想的ではありますが、実際に体が悪くないのに整形外科に通院する人なんていませんから、実際の交通事故でそれを実現させる事は不可能に近い事なのかもしれません。よって事故の怪我であっても、「それが事故による怪我なのか」を病院や整形外科でしっかり認めてもらう事が重要になってきます。(そうでなければ事故と怪我との因果関係が立証されずに、最悪後遺症になってしまったしても、加害者側にこちらの損害賠償を訴求出来ない…という事態も考えられます)
神谷さんの場合、手の痺れは首の筋肉の短縮から起こっていた事ですので、むち打ちの治療がしっかり出来ていれば問題なく消失していくものだ…といった我々どもの目測は立てられておりました。
手にまで走行する神経繊維は脊髄から出て、首の椎骨の横から枝を出し、首周辺の筋肉を貫通する形で枝分かれをしながら、最終的には指先にまで届きます。その途中の何処かで圧迫、牽引、ストレスを受けた事により神経症状が出てきてしまうので、やはりここで痺れを起こしている手自体の治療をする事には大した意味が無いのはお分かり頂けるでしょうか?
肝心なのは頚部を安定させている筋肉や頚椎(首の骨)配列を安定させていく事であり、目先の症状にとらわれ過ぎていては、治療の本質からだいぶ遠ざかっていってしまうのが常です。
交通事故治療初期の段階で本来治療すべきユニット部分がはっきりと認識できるのも、初診時の神経学的なテストをしっかりと行っているからであって、一つずつの症状と悪さを結びつけて患者さんの不安を取り除く…という事も我々が事故の患者さんに提供出来る安心の一つだと考えます。神谷様は仕事で手をとてもよく使う事情がありましたので、その部分の説明をしっかりさせて頂いた事に安心感を持ってもらえる…といった好結果につながったのだと思います。沢山の不安を抱えておみえになる交通事故患者様の不安を少しでも取り除けるよう、豊田市の皆さんに精一杯の治療を行っていきたいと思います。神谷様、改めて気付きの場を頂きまして本当にありがとうございました。