院長のひとりごと

うまい棒


先月、僕の兄が接骨院に来た時の話です。
当然僕は患者さんの治療をしていたんですが、
僕を見据えてツカツカと寄って来る兄を見て
「え、なに?」といった感じで治療の手が数秒とまっていた所へ
おもむろにバッグの中から「うまい棒30本バラエティーパック」を出し、
「誕生日おめでとう」
……!! そうでした。今日は僕、誕生日でしたっけ。
それにしてもプレゼントが「うまい棒」……
「これが30歳過ぎた男に対して贈るプレゼントか? 馬鹿にするな!」
と言って プレゼントを強く床に叩きつけた
というのは真っ赤なウソで これが不覚にも非常に嬉しくて
男32歳、「うまい棒」を抱えて幸せいっぱいの見苦しくも情けない笑顔をさらし、
待合室で待っていた数人の患者さんの視線に気づいて赤面いたしました。
今更祝うような歳でもありませんが、人に祝ってもらえるってのは有難いものです。
自分だけ無意味に歳だけを重ねているように思えても
子供は思いのほか早く成長するし、知らない間に両親は驚く程老け込んでいる。
自分の過去と未来をそれぞれに重ねて感傷に浸る程感慨深い訳ではありませんが、
今の自分でしか出来ない事を、確実に今やっておかねばならんよなぁーと思い、
しみじみと多彩な色と味のうまい棒を噛みしめておりました。
それにしても「サラダ味」ってなんなんでしょうか? (うまい棒サラダ味)
名付け親は 毎日こんな不自然な味のサラダを食べていたんでしょうかね?
味付けに対するネーミングが投げやりです。まぁ、美味しいから許します。

さて、今回の写真は夏の終わりにスタッフと行った海水浴でのバーベキューです。
3人ともモリを持って魚を突いた後ですが、僕は疲れてグロッキー
孝弥だけ一日中ハイテンションといった具合に対照的な様子がよく表れている絵になりました。

投稿者 らくだ接骨院 (2009.12.24)
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